北海道と東北は雄大な敷地にダイナミックにレイアウトされたゴルフ場が数多くあります。特に北海道は日本の国土のおよそ5分の1を占めており、ほとんどのゴルフ場が広々とした土地にゆったりと設計されています。北海道のゴルフ場は飛行機で訪れるゴルファーが効率よくプレーできるように、午前スルーと午後スルーの2部制営業が一般的です。たとえば東京・羽田発の朝一番の便で北海道に向かうと、到着した日に午後スルーで1ラウンド、翌日に午前スルーで1ラウンド、1泊2日で2プレーが楽しめるスタイルになっています。
北海道は飛行機でのアクセスが圧倒的に便利です。発着便が最も多い新千歳空港を筆頭に、函館空港、旭川空港、とかち帯広空港、たんちょう釧路空港などからレンタカーや送迎バスでゴルフ場に向かうアクセスが一般的です。東北も各県に空港はありますが、便数が限られます。福島県、宮城県、岩手県、青森県は東北新幹線、山形県は山形新幹線、秋田県は秋田新幹線でもアクセスできます。
北海道ゴルフのメインエリアは新千歳空港周辺。樽前カントリークラブは空港所在地の苫小牧市に位置し、約30分でアクセスできます。2007年に日本女子オープンを開催した名匠・上田治設計の名門コースです。東北ゴルフのメインエリアは最大都市である宮城県仙台市周辺。花の杜ゴルフクラブは仙台市内から1時間以内でアクセスできる男女トーナメント開催コース。ジャック・ニクラウス設計の戦略性豊かなデザインが特徴です。