奈良県は中心部を東西に流れる吉野川を境にして、南部山地(吉野山地)と北部低地に分かれています。人口約130万人の大半が北部に住んでいるため、県内に30カ所以上あるゴルフ場のほとんどが北部の人口密集エリア周辺に造成されています。約35万人が住んでいる県庁所在地の奈良市をはじめ、近鉄京都線・橿原線沿線に多くの人が住んでおり、その東側に広がる丘陵・高原地帯にゴルフ場が集まっています。
奈良県天理市と三重県亀山市を結んでいる名阪国道のインターチェンジ周辺に多くのゴルフ場が集まっており、大阪方面からは西名阪自動車道、京都方面からは京奈和自動車道経由でスムーズにアクセスできます。
電車のアクセスがスムーズなゴルフ場もあります。
JR奈良駅または近鉄奈良駅を起点にクラブバスを発着しているゴルフ場もあり、大阪方面や京都方面から電車で訪れるゴルファーに重宝されています。
奈良県のゴルフ場にアクセスするには、中心都市である奈良市内を拠点にするのがスムーズです。奈良名阪ゴルフクラブは名阪国道針インターチェンジから約4キロと奈良市内からのアクセスがよく、ピーター・トムソン設計の戦略性に富んだ27ホールがゴルファーの挑戦意欲をかき立てます。一方、大和高原カントリークラブはフェアウェイの幅が通常のコースの約2倍もあり、ゆったりしたレイアウトで初心者を優しく迎え入れてくれます。