兵庫県は日本最古のゴルフ場(神戸ゴルフ倶楽部)が1903年に開場した土地柄であり、戦前から数々のゴルフ場が造成されてきました。その勢いは戦後もとどまることなく、150コース以上がひしめく国内屈指の“ゴルフ場銀座”になりました。ゴルフ場数が最も多い都道府県は北海道と言われていますが、実際に稼働している施設数は東の千葉と西の兵庫が双璧を成しています。その特徴として、沿岸部に人口が密集しているため、ゴルフ場は内陸部の丘陵地に造成されています。
兵庫県のゴルフ場は基本的に阪神高速道路、山陽自動車道、中国自動車道のインターチェンジの近くにあるため、車でのアクセスが便利です。また、山陽新幹線が県内を横断しており、新神戸駅、西明石駅、姫路駅、相生駅に停車します。JRに加え、阪神電鉄や阪急電鉄など私鉄の交通網も充実しており、電車でのアクセスがスムーズなゴルフ場もあります。空港は神戸空港と但馬空港(コウノトリ但馬空港)があり、伊丹空港(大阪府)も便利です。
兵庫県ではプロゴルフトーナメントが毎年数多く開催されていますが、ビジターがプレーできる開催コースはそれほど多くありません。六甲カントリー倶楽部は、2014年に男子トーナメントの関西オープンゴルフ選手権競技を開催したコースであり、気軽にプレーできるのが魅力です。ロータリーゴルフ倶楽部は中国自動車道吉川インターチェンジの近くにオールドコースとニューコースの計36ホールを有し、アクセスの良さと高い収容力で人気を集めています。