滋賀県は面積の約6分の1を日本最大の湖である琵琶湖が占めており、土地利用の19.7パーセントが水面・河川・水路という他の都道府県には見られない特徴があります。琵琶湖を基準に湖北エリア、湖西エリア、湖東エリア、湖南エリアという大まかな地域区分がありますが、湖北エリアと湖西エリアにゴルフ場はほとんどなく、京都・大阪方面からのアクセスがよい湖南エリアと湖東エリアに40カ所以上のゴルフ場のほとんどが集まっています。
滋賀県のゴルフ場は京都・大阪方面から車でアクセスするのがスムーズです。京都は古くから都として栄えた街であり、歴史的な建造物が多いため人口規模に見合った数のゴルフ場を確保できませんでした。そのため、滋賀県の湖南エリアには多くのゴルフ場が造成されたという背景があります。名神高速道路、新名神高速道路、京滋バイパスのインターチェンジ周辺には、ゴルフ場が多く点在しています。
滋賀県のゴルフ場で人気が高いのは、京都市内からのアクセスがよいコースです。京滋バイパス笠取インターチェンジから約10分に位置する大津カントリークラブ 東コースと大津カントリークラブ 西コースは、クラブハウスは別々ですが、隣接する敷地に東コース27ホール(南郷・天ヶ瀬・石山コース)、西コース18ホールの合計45ホールを有しています。高い収容力と魅力的なコースレイアウトにより、県内外から多くのゴルファーが訪れています。