九州と沖縄は、北海道・東北・北陸など本州各地が雪に覆われる季節でも1年中暖かくプレーできる避寒地として、地元客だけでなく観光客を意識したゴルフ場が数多く造成されています。具体的には南国情緒漂うクラブハウス、本州では見られないヤシの木などを植栽に取り入れたレイアウト、海に囲まれた地形を生かしたダイナミックなオーシャンビューが魅力的なコースが多く見られます。
九州・沖縄も遠くて広いですから、それぞれの県にシンボルとなる空港があります。飛行機で現地に向かい、空港からレンタカーまたは送迎バスでアクセスするのが一般的になります。一方で、博多(福岡県)から鹿児島中央まで288.9キロを結んだ九州新幹線、長崎から武雄温泉(佐賀県)まで69.6キロを結んだ西九州新幹線も通っているので、電車旅がお好きな人は時間を贅沢に使いながら九州ゴルフ旅を楽しむのも優雅な時間の過ごし方かもしれません。
沖縄は九州よりもはるか南に位置しており、独自の色彩を放っています。プレー中に海を眺めることができるオーシャンビューのコースも沖縄が圧倒的に多いですが、海越えホールはほとんど見かけません。その中でザ・サザンリンクスゴルフクラブは7番パー4と8番パー3が2ホール連続で海越えホールとなっており、国内屈指の絶景を誇ります。九州のゴルフ場は最大都市の福岡県福岡市周辺がオススメ。二丈カントリークラブは玄界灘に向かって打つ豪快なドライバーショットが楽しめます。