岐阜県は愛知県の北部に位置し、全国で7番目に面積が広い都道府県です。北部の飛騨地域には標高3000メートル級の山々がそびえ、南部の美濃地域は濃尾平野が広がっており、「飛山濃水」の地と呼ばれています。面積の約81パーセントが山地で、平地が約12パーセントと山地が圧倒的に多い土地柄ですが、人口約190万人の大半が愛知県に隣接する平野部に住んでおり、平野部に近いなだらかな丘陵地に多くのゴルフ場が造成されています。
岐阜県のゴルフ場は車でのアクセスが便利です。愛知県小牧市を起点に東濃地域には中央自動車道、西濃地域には名神高速道路が延びており、中央自動車道土岐ジャンクションと名神高速道路養老ジャンクションを結ぶ東海環状自動車道が濃尾平野の主要都市をつないでいます。名神高速道路一宮ジャンクションと東海環状自動車道美濃関ジャンクションを結んで北上する東海北陸自動車道もあり、各インターチェンジの周辺にいくつものゴルフ場が造成されています。
岐阜県は東濃地域、中濃地域、西濃地域、岐阜地域、飛騨地域の5つのエリアに分かれており、多くのゴルフ場は飛騨地域以外の4エリアに造成されています。東濃地域で人気が高いのは新陽カントリー倶楽部。名匠デズモンド・ミュアヘッドがギリシャ神話をモチーフに設計した18ホールは一度ラウンドしたら忘れられない印象的なレイアウトに仕上がっています。中濃地域では美濃関カントリークラブが地元のゴルファーから多くの支持を集めています。