関東地方は1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)だけでも3,500万人以上が住んでおり、首都圏の総人口は4,400万人を超えている国内屈指の人口密集地域。一方で、それだけの人が住んでいるとゴルフ場を造れるエリアは限られており、さまざまな地形に工夫を凝らしたコースが造成されています。昭和初期から中期はフラットな林間コースが好まれていましたが、昭和後期から平成にかけて山間部の丘陵地や山岳地にもゴルフ場が造成されていきました。
関東・甲信越のゴルフ場へのアクセスは、どこの都道府県のどのゴルフ場に行くかによって変わります。東名高速は神奈川・静岡方面、中央自動車道は東京・山梨方面、関越自動車道は埼玉・群馬・新潟方面、東北自動車道は埼玉・群馬・栃木方面、常磐自動車道は千葉・茨城方面、東関東自動車道も千葉・茨城方面にアクセスできます。千葉方面へのアクセスは東京湾アクアラインもゴルファーにとってなじみの深いルートです。
関東・甲信越のゴルフ場で最も人気が高いエリアは千葉県です。その理由は全国で最も標高の低い県であり、県内で一番高い山でも標高408メートルとなだらかな地形に恵まれているから。人気の千葉県の中でも全国屈指の知名度を誇るのが日本唯一のPGAツアー(米国男子ゴルフツアー)開催コースであるアコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブです。一方、埼玉県は起伏に富んだコースが多い中、おおむらさきゴルフ倶楽部はフラットで戦略性の高いコースとして人気を集めています。